たこ焼きを囲みながら見つけた、私たちの共通点
なぜホームビジットに参加してみようと思ったのですか?
娘に日本の子どもたちと出会って、本当の意味での国際交流を小さいうちから体験してほしいと思ったからです。こうした出会いは、心に残る大切な経験になるし、将来の友情につながるかもしれないと思っています。
私たちはフィリピン出身で、今はアイルランドに住んでいる小さな家族です。だからこそ、ほかの人から学んだり、自分たちのストーリーをシェアしたりできる時間をとても大切にしています。
ホームビジットで、そんな経験ができたらと思い申し込みました。
ホストはどんな方々でしたか?
ホストの方は、とても優しくてあたたかく、思いやりのある方でした。家に着いた瞬間から、ただのゲストというより、まるで家族のように迎えてくださって、とても居心地が良かったです。特に娘のことを気にかけてくださって、楽しい思い出を作れるように色々工夫してくれたのが嬉しかったです。
私たちの話にもじっくり耳を傾けてくださり、ご自身のこともたくさん話してくれて、自然と心が通うような、あたたかな交流の時間になりました。
当日は、ホストの親しいご友人やそのお子さんたちも一緒で、子どもたちはすぐに仲良くなって遊び始め、そんな姿を見るのもとても微笑ましかったです。
たくさんの優しさと温かさにふれたひとときで、本当に素敵なご縁をいただけたと思っています。このつながりを、これからも大切にしていきたいです。

当日は、どんなお話をしましたか?
海外で働くフィリピン人としての生活や、今はなぜフィリピンではなくアイルランドに住んでいるのかという話をしました。ホストの方と同じ職業だったことがわかって、そこからの会話もすごく盛り上がりました。
フィリピンの中でホストのご家族が行ってみたい場所についても話し合ったり、日本の今の状況について聞いたりと、いろんな話題で盛り上がりました。
一緒にたこ焼きを作りながら、材料や好きな食べ物、飲み物の話をしたり、お互いの言語を教えあったりしました。
ホストが折り紙が好きだという話も聞けて、なんだかほっこりしました。楽しくて、でも意味のある会話ばかりで、心が通じ合ったと感じる時間になりました。
ホストの家でいただいたのは、太巻き寿司やたこ焼き、そして娘が大好きな子ども向けの食べ物でした。どれも美味しくて、娘がとても気に入り、私たちも同じものを買ってアイルランドに持ち帰ったほどです。日本の家庭の味を体験できたのは、とても貴重で楽しい時間でした。

一番心に残った瞬間を教えてください
一番の思い出は、ホストのご家族が娘のために、素敵な誕生日のお祝いを用意してくれたことです。歌を歌ってくれて、お部屋も愛情たっぷりに飾ってくれて、娘がろうそくを吹き消せるようにケーキまで用意してくれました。プレゼントまでいただいて、本当に心のこもったお祝いでした。
遠く離れた場所で、娘がこんなにもあたたかくお祝いされる姿を見て、親として胸がいっぱいになりました。嬉しすぎて、思わず泣きそうになってしまったほどです。こういう瞬間に、人と人とのつながりや優しさの力って本当にすごいなと感じます。
ホストファミリーとそのご友人、そして子どもたちに、心から感謝しています。
いつかアイルランドで、私たちが今度はみなさんを迎えられたら嬉しいです。そのときに、今回のあたたかさをお返しできたらと思っています。
今回の体験を通して、観光では見えない日本のふだんの暮らしにふれることができました。そして、食事や家族、会話があれば、どんなバックグラウンドでも人はつながれるんだなと改めて感じました。
あたたかく迎えてくれたホストファミリーには、心から感謝しています。この思い出は、きっとこれからもずっと大切にしていくと思います。
